こんにちは!
ゆるキャリ志向のみらい(@log_mirai)です。
2018年に指導団体SNSIでスキューバダイビングのCカードを取得しました!
まだ、経験本数30本のへたっぴダイバーですが、SNSIでライセンスを取得して本当によかったと思っています。
今回は私のCカード取得体験談も織り交ぜながら、指導団体SNSIのおすすめポイントをご紹介していきたいと思います。
コンテンツ
指導団体SNSIとは?
SNSIは、「Scuba and Nitrox Safety International」の略で、1994年にイタリアで誕生した指導団体です。
質の高いトレーニングと最先端のダイビング知識を学べる指導団体としてヨーロッパで急成長。その後、その理念に共感するダイブセンターやインストラクターが世界中で急増し、2017年4月についに日本に上陸した比較的新しい指導団体です。
SNSIの特徴とは?
スキューバダイビングの指導団体は数多く存在します。有名なところだと、PADIやNAUIでしょう。
先ほども紹介した通り、SNSIは比較的新しい指導団体ですが非常に質の高い講習を提供しているというところが一つの特徴です。
それでは、具体的な特徴を一つずつ紹介していきたいと思います。
国際基準よりも圧倒的に長い講習時間
PADIやNAUIを始め、指導団体はダイビングの世界的な指導基準を採択している団体・RSTCという組織に属しており、そのプログラムは国際規格であるISOにも認定されています。
もちろん、SNSIもRSTCに属しています。しかし、SNSIでの講習はISOで設定されている基準よりも圧倒的にレベルが高く、長い講習時間が設けられているのです。
ISO準拠 | SNSI | |
学科講習 | 1〜2時間 | 4時間 |
海洋講習 | 15分×4本 | 30分×6本 |
上記は、オープンウォーターダイバーライセンスを取得するために必要な講習時間をまとめたものです。
SNSIでCカードを取得するためには、ISOで必要と設定されている講習時間の約2倍以上の講習時間が必要なためスキルを一つずつじっくりと習得していくことができます。
幅広いスキルを習得できる講習内容
オープンウォーターダイバーのライセンスを取得したら、次はアドバンスドオープンウォーターダイバーのライセンスを取得したいと考える人が多いでしょう。
SNSIのアドバンスドオープンウォーターダイバーの講習も、他団体と比べると非常に幅が広いスキルを習得できる独自のコースとなっています。
他団体では、選択制になっていることが多いですが、SNSIのAOWではホバリング(中性浮力)、ナビゲーション、ナイト/低視界、ディープダイビング、ボート/ドリフトダイビングという5つすべてを全員が受けることになっています。
様々なダイビングを体験することになるのでSNSIでAOWを取得すればダイビングのスキルと経験値がワンランクアップすることは間違いないでしょう。
そして、AOWの次のステップにはレスキューダイバーコースというものがあります。
レスキューダイバーコースでも、他団体は2本の海洋実習で取得できるところ、SNSIでは4本の海洋実習が必須となっています。
これだけ内容が充実しており、じっくりと時間をかける講習になっているので、SNSIでレスキューダイバーまで修了する頃までには、他団体でライセンスを取得した人とはかなりスキルの差が開くのではないかと思います。
OWDから業界で唯一ナイトロックスオプションを選択可能
ダイバーが通常背負う酸素ボンベの中身は空気(窒素78%、酸素21%、その他1%)が圧縮されて入っています。
一方、ナイトロックスは酸素と窒素を人工的に混合させたもので、通常の酸素ボンベよりも酸素濃度が高くなっています。
ナイトロックスは、通常のボンベで潜るよりも疲労感が少なく減圧症になるリスクも低減されるため近年、人気が急上昇しています。
OWDの頃からナイトロックスオプションが選択できるというのは、SNSIを選ぶ大きなメリットの1つと言ってもいいでしょう。
実際にダイビングをしてみて分かったこと
SNSIの講習時間は、他団体よりも長いということをお伝えしてきました。
ダイビングを経験したことがない方は、「てっとり早くCカードを取りたいから、講習時間が長いSNSIは嫌だ!」と、思うかもしれませんが、これは大きな間違いです!
良くも悪くも、Cカードを取れば一人前のダイバーとして認定されます。しかし、普段は陸の上で生活している人間がわずか1時間の海洋研修を受けただけで、何不自由なく海の中を泳ぎ回れるようになるのでしょうか。
もちろん、答えはNOです。
海の中は想像以上に怖い場所です。安全に、そして快適にダイビングを楽しむためにはダイビングスキルは必要不可欠です。
ぶっちゃけ…私は、丁寧に時間をかけて教えてくれるSNSIでCカードを取得したにも関わらず、「え!?もうライセンスもらっちゃっていいの!?まだ全然不安ですけどっっ!もっと教えてください!」という感じでした(笑)。
講習時間の長いSNSIでも不安なのですから、他団体の講習でCカードを取っていたらスキルが定着せず、コツも分からないままCカードが発行され…「もうやだ。海、怖〜い!!」となって、ペーパーダイバーになっていたことでしょう。
ダイビングはある一定のレベルに達しないと楽しめません。最初は慣れない環境(海の中)の中で、慣れない器材を扱うことに必死で海を楽しむ余裕なんてほとんどありません。
しかし、一定のレベルに達すると周りを見る余裕が出てきて存分に海の魅力を味わうことができるのです。
SNSIのじっくり時間をかけた丁寧な講習は、最速でその「一定のレベル」まで到達させてくれるのでおすすめだと言えます。
まとめ
私も最初はオープンウォーターダイバーのライセンスだけ取得できればいいかな、と思ってダイビングを始めました。
しかし、一度海の中の素晴らしい世界を知ってしまうと「もっと知りたい!もっと海の中の世界が見たい!」と欲が出てきてアドバンスドオープンウォーターダイバーのライセンスまで取得するに至りました。
いずれはレスキューダイバーの取得、さらにその先のプロコースの受講も考えています。
海の中は、想像以上に素晴らしく美しいです。しかし、それと同時に海は想像以上に怖い場所です。視界が悪かったり、海流が強かったり。
どんな状況でもパニックに陥らず、ダイビングを楽しむためにはしっかりとした基礎スキルを持つことが重要です。そのスキルを身につけるために、SNSIは最高の選択肢になるはずです。
個人的には…ダイビングをしたことがない人は人生の3割は損していると思ってます(笑)。
ダイビングを始めてみたいけど迷っているという方は、ぜひ、その大きな一歩を踏み出して海の中の世界を味わってください!
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